黒神埋没鳥居

鹿児島県の指定文化財となっている桜島の埋没鳥居です。
黒神町というところにあった原五社神社(腹五社とも書くようです)が大正3年の桜島の噴火の際に噴石や土石流によって埋まり、現在は約3mあった鳥居の笠木部分だけが地表に見えています。
この噴火は当時海峡で隔てられていた桜島と大隈半島の間を埋め立てて陸続きにしてしまうほどの凄まじいものだったそうで、その惨状を後世に伝える為に埋没部分を発掘せず、この姿のまま保存することが当時の関係者によって決定されました。

 

3mの鳥居がこんなことになってしまう自然の猛威、それが人間にとってどういうことなのかということが、間近でこの埋没鳥居を見ると少しは実感できる気がします。
私は車で訪れましたが道路脇にひっそりとした佇まいで残っており、他の観光客の姿が見えなければ気付かず通り過ぎてしまうところでした。
最寄のバス停が「黒神中学校前」となっており、そこから徒歩すぐの場所にあります。
中学校のすぐ隣にあるわけですが、私が行ったときは天気が良く生徒達の声が時折聞こえてきて、鳥居の姿とのコントラストにちょっと感じるものがありました。

 

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